第21回平成22年度まちづくり講座開催について
函館中華会館創立100周年記念シンポジウム
2010年は、函館中華会館創建100周年の記念の年であり、函館中華会館は北海道の風雪に100年間耐え抜いてきた。函館中華会館は国内で唯一残されている純中国様式の中華会館であり、館内の調度品は創建当時の姿をそのままに残している。この貴重な函館中華会館の歴史を後世に伝えるため、函館市内外の各団体と協力して、記念シンポジウムを開催する。この素晴らしい建築物と調度品を文化財として永久に保存していくとともに、その建築史的意義を明らかにし、函館中華会館の調度品や書画、さらに建築物をデジタル資料として保存する可能性についても検討し、函館中華会館の歴史的財産としての保存・活用方法を広く市民とともに提言していきたい。
日 時:2010年9月11日(土) 午後1時~午後4時30分
9月12日(日) 午前10時~午後4時
主 催:函館中華会館創立100周年記念シンポジウム実行委員会
共 催:函館市中央図書館、はこだて外国人居留地研究会
後 援:北海道新聞社、函館新聞社、NHK函館放送局、日本華僑華人学会
函館市立博物館友の会、函館日中友好協会、函館中国経済促進協会函館の歴史的風土を守る会
会 場:函館市中央図書館(視聴覚ホール)
参加料:無料(函館市中央図書館)*中華会館見学会には見学料が必要
スケジュール
1日目: 13:00 函館中華会館・中華山荘特別見学会 (見学料600円)
15:00 函館外国人居留地散策会
2日目: 9:40 受付開始(函館市中央図書館、視聴覚ホール前)
10:00 開会挨拶 実行委員会 代表 川嶋稔夫
10:10 記念講演会(講演100分、質疑応答10分)
講師:曽 士才(日本華僑華人学会、法政大学)
12:00 昼食時間
13:00 研究報告(報告30分、質疑応答10分)
玉井 哲雄(国立歴史民俗博物館)
川嶋 稔夫(公立はこだて未来大学)
小川 正樹(日本華僑華人学会,函館ラ・サール高等学校)
15:00 総合討論 司会:中村和之(函館工業高等専門学校)
16:00 閉会挨拶 函館華僑総会 任道治
実行委員会事務局:小川 正樹(函館ラ・サール高等学校内)
Tel(0138)52-0365、FAX(0138)54-0365
E-mail ogawa@h-lasalle.ed.jp
平成21年度助成プロジェクトの講評を掲載しました。
申請者の部分をクリックすると各助成についての講評がご覧いただけます。
応募 | 申請者 | テーマ | 希望金額 | 助成額 |
① | ペンキ塗りボランティア隊 (中村 歩) |
谷地頭商店街の町並み色彩改善 Part5...町家ペンキ塗りワークショップ・XVII | 583,000 | 583,000 |
② | 特定非営利法人 はこだて街なかプロジェクト (理事長 山内 一男) |
空地に花を咲かせよう |
330,000 | 330,000 |
③ | はこだて外国人居留地研究会 (大下 智一) |
函館の町並みに生きる 箱館開港 |
348,800 | 348,800 |
計 | 1,261,800 | 1,261,800 |
「色彩によるまちづくり」を具現化し、次世代や地域への広がりを確かなものにしてきた「ペンキ塗りボランティア隊」。一見素朴に見える「空き地に花壇を作る」活動を通じて、確実に地域コミュニティの力強い協働関係を構築しつつある「はこだて街なかプロジェクト」。西部地区の歴史積層を明らかにすることで、今現在の姿に一層の魅力を顕在化させようとする試みである「はこだて外国人居留地研究会」。
いずれも、俯瞰的に眺めるまちの作り方とは一線を画する、虫の目(等身大の目線)によるボトムアップ型の提案です。からトラ発祥のこすりだしDNAを形を変えて継承していると考えます。
あたかも、ずっと前から存在したかのような現在の景観が、せめぎ合いの中で辛うじて継続されてきた事、その主導権を常に地域が握ってきたのだという事を象徴的に表しているようにも思えてきます。今後は、それぞれの素晴らしい取り組みが、シナジー効果を生み出しながら持続可能性を維持していくことが望まれています。
平成20年度助成活動最終報告会の開催のお知らせ
平成20年度の助成を受けた5団体の報告会が下記の通りに開催されます。
毎年、活動報告や次回の活動内容の説明など、盛りだくさんな楽しい報告会です。
是非、市民の皆様にご参加頂きたいと思っております。 ※自由参加
日時:平成22年2月20日(土) 13:00~
場所:函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4番19号 電話 0138-22-9700)