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はこだて外国人居留地研究会の活動について

申請者:はこだて外国人居留地研究会
テーマ:アートフェス ハコトリ(アートによる「人のつながり・空き家・地域」再生活動)
代 表:大下 智一
希望金額:348,800円 / 助成額:348,800円



講評
運営委員 山本 真也
 外国人居留地マップも「ロシア編」、「歴史・年表編」、「アメリカ編」、「イギリス編」と順調に発行され、また、昨年は外国人居留地研究会の全国大会を函館で開催するなど、精力的な活動が展開されていることに敬意を表します。
 ただ、「町並みの改善・保存に寄与する活動」としての申請ですが、マップづくりやそれを活用しての活動には一定の限界があるように思われ、他に実践的活動の申請があった場合には積極的な評価が難しくなるように思います。
 次年度は「中国編」と「フランス編」の発行が計画され、主要な国別マップづくりも一区切りつくようですので、今後の活動における町並みの改善・保存に寄与する具体的な展開について、検討を深められることを期待します。

運営委員 小原 雅夫
 継続的にマップを作製してきており、今後にもつながる活動を期待できる。
 居留地マップ作製にとどまらず、外国人居留地研究会全国大会in函館を開催したり、研究紀要的な物も発行しており、その活動には相当の資料の読み込みやテーマに沿った構築などの点で、研究の深さ力量も感じさせる。それはマップを仔細に読み進むと随所に感じる事が出来る。
 各国編が一通り出そろった後でも、新たなテーマで函館の歴史を探究していって欲しい。


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