二十間坂友の会について
申請者:二十間坂友の会
テーマ:二十間坂の景観保全と改善に関する住民の活動 植樹等で緑豊かな坂道を
希望金額:525,000円 / 助成額:276,000円
講評
かけがえのない場所への誇り、あるいは、誇りあるまちづくり。
この誇り高き言葉は、1974年にイギリスのシビック・トラストによって出版された本のタイトルに用いられたもので、1957年に創設された環境保全団体であるシビック・トラストの活動を端的にあらわしたものにほかならない。
昨2010年、二十間坂の正面、アイストップとなる場所にはそぐわない、自由の女神風の工作物と土産物店が建設され、西部地区住民、とりわけ二十間坂周辺地域の住民は、函館らしい特色ある景観を育みつづけてきた誇りを傷つけられた。その傷を癒し、誇りを取り戻すためには、住民自らが立ち上がり、二十間坂の景観の保全と改善のための活動をするしかない、との思いで助成申請されたものと想像する。
運営委員からは「道路管理者との調整内容が不明であり、実現性に疑問がある」、「活動内容が明確でない」といった問題点も出されたが、住民の熱い思いに応え、「プライド・オブ・プレイス」の活動に対して支援したい、という意見が多数を占めた。
どうか息の長い、継続的な活動によって、助成申込書の活動要旨にあるように「地域コミュニティの活性化を若い人々に繋げて」いってほしい。
>>ニュース「平成22年度 助成プロジェクトが決定」にもどる
テーマ:二十間坂の景観保全と改善に関する住民の活動 植樹等で緑豊かな坂道を
希望金額:525,000円 / 助成額:276,000円
講評
運営委員 森下 満
「プライド・オブ・プレイス」。かけがえのない場所への誇り、あるいは、誇りあるまちづくり。
この誇り高き言葉は、1974年にイギリスのシビック・トラストによって出版された本のタイトルに用いられたもので、1957年に創設された環境保全団体であるシビック・トラストの活動を端的にあらわしたものにほかならない。
昨2010年、二十間坂の正面、アイストップとなる場所にはそぐわない、自由の女神風の工作物と土産物店が建設され、西部地区住民、とりわけ二十間坂周辺地域の住民は、函館らしい特色ある景観を育みつづけてきた誇りを傷つけられた。その傷を癒し、誇りを取り戻すためには、住民自らが立ち上がり、二十間坂の景観の保全と改善のための活動をするしかない、との思いで助成申請されたものと想像する。
運営委員からは「道路管理者との調整内容が不明であり、実現性に疑問がある」、「活動内容が明確でない」といった問題点も出されたが、住民の熱い思いに応え、「プライド・オブ・プレイス」の活動に対して支援したい、という意見が多数を占めた。
どうか息の長い、継続的な活動によって、助成申込書の活動要旨にあるように「地域コミュニティの活性化を若い人々に繋げて」いってほしい。
>>ニュース「平成22年度 助成プロジェクトが決定」にもどる