函館町家ペンキ塗り替えボランティア活動について
申請者:ペンキ塗りボランティア隊
テーマ:谷地頭商店街の町並み色彩改善Part4―町屋ペンキ塗りワークショップ・XVI-
代 表:相場 奈津子
希望金額:550,000 / 助成額:550,000円
講評
テーマ:谷地頭商店街の町並み色彩改善Part4―町屋ペンキ塗りワークショップ・XVI-
代 表:相場 奈津子
希望金額:550,000 / 助成額:550,000円
講評
運営委員 小山 一彦
私も建築の設計を生業にしているのですが、色にはいつも苦労しています。大学は美術系の建築科に進んだのですが、判ったことは自分には色のセンスはあまり
無いということでした。その点、世の女性たちは流石に修練を積んでおり、
ブラウスを選ぶにもピンク系よりもグリーン系のアイボリーの方が他の服に色が合わせやすいという事を経験的に会得しているらしく、建築の内装のクロスや塗
装の色決めの時など、毎回、勉強になっています。さて、谷地頭のペンキ塗りボランティアなのですが、最終的に20棟の塗り替え予定のうち、今回までに7棟
の塗り替えが終了しました。しかし、これからの塗り替え予定の建物の中に、最近建て替わった建物、比較的新しい個人の住宅、飲食業の店舗、一部タイル張り
の建物等が混在しており、今の段階で、特に谷地頭電停の角の複数の店舗等も含めて、もう一度シュミレーション等の検討で、最終的な町並みの確認をしてほし
いのです。その際、前提条件として、ある一軒の建物または複数の建物の塗り替えが事情があって適わなかった場合などはどうなるのかまで確認してほしいので
す。塗装下地のテクスチャーを選べない、塗装工事で言うところの「色上げ」だけで勝負しなければならず、条件はきびしいのですが、ある店舗の家人の方は、
「若い学生さんたちの一生懸命さに、逆に元気を頂いた」と感謝されていました。最終的な成功を願ってやみません。
これらの意見をふまえ、これから計画を更に練って、より見える形で申請してもらうことを期待しよう、という結論に至りました。なお、この申請の意義の大事さを汲んで、事務局より何らかの支援をしていく旨も表明されました。
>>ニュース「平成20年度 助成プロジェクトが決定」にもどる
これらの意見をふまえ、これから計画を更に練って、より見える形で申請してもらうことを期待しよう、という結論に至りました。なお、この申請の意義の大事さを汲んで、事務局より何らかの支援をしていく旨も表明されました。
>>ニュース「平成20年度 助成プロジェクトが決定」にもどる