平成24年度助成プロジェクトの講評を掲載しました。(4/8更新)
2013年4月8日 10:00
平成24年度(第20回)は2件の助成が決定。
申請者の部分をクリックすると各助成についての講評がご覧いただけます。
応募
申請者
テーマ
希望金額
助成額
①
NPO法人 はこだて街なかプロジェクト
函館西部地区の景観形成街路沿い商店に屋外看板の提案と実践
100万円
100万円
②
はこだて外国人居留地研究会
「はこだてと外国人居留地 人物編」のリーフレットの発行と、市民向けての調査研究の発表会や人物の業績の探訪会を実施する
41万円
41万円
計
141万円
141万円
2013年4月 応募団体への総評
運営委員長 木村 健一
本基金の助成活動が最終回となり、本助成による「多年度にわたり継続的に公衆の目にふれる公益的な場所での実践活動」を行ってき「NPO法人 はこだて街なかプロジェクト」と「はこだて外国人居留地研究会」の申請を採択いたしました。
両団体の活動は、本助成が標榜する「西部地区の「1)建物の色彩や意匠の改善や保全、2)町並みの改善や保全、3)知的財産の発掘と紹介」に寄与する内容であることから、審査会において高い評価を得た。また、活動内容の地域への寄与の大きさを鑑み、次年度以降も自力での活動が継続されることを期待する事となりました。
西部地区の景観を形成する建物や町並みに、具体的に関与して長年にわたり活動を続けることは実に難しいし、手法も多様であることはこれまでの助成対象となった活動が物語っています。本助成の象徴でもあった「ペンキ塗りボランティア」活動が、これまで約40軒の外壁を塗り直し、19年目で終了することなりましたが、その街並に対する熱い思いは、活動に関わった多くの関係者の胸中に強く根付き、次代に引き継がれる事でしょう。
2015年度に予定されている新幹線開通にむかって、函館の街並みに関わる活動は新たな段階を迎えようとしています。類い稀な美しい景観を活かす真摯な取り組みへの期待がますます高まることと思います。
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