2003年夏期セミナー&パーティのご案内
       
                        吉田総夫・恵子

 北海道は道南の地、駒ヶ岳の麓に住みついて3年目を迎えました。花を育てたり、
農のまねごとをしたり、木工や読書、歩くスキー、パークゴルフ、近場の温泉を楽しみ、
近隣の友人や知人との交流もいっそう深めることができました。夫婦二人と猫一匹で
元気な日々を過ごせるのも、函館はじめ大沼のおおくのみなさんのおかげだと思っております。

 そのお礼の意味を込めて、せめて私どもでできることとしてこの「夏期セミナー&パーティ」を
開催しています。たいしたことはできませんが、参加してもらえればたいへん光栄です。

  

・日時:2003年8月24日(日) 午後12時半から晩まで

・場所:大沼公園「緑の村」 吉田宅(茅部郡森町赤井川298−127)

  電話/FAX:01374−5−2335    E-mail: akagera@mq.0038.net

・スケジュール

1時から2時まで セミナー(話題提供は吉田総夫)

2時から晩まで  パーティ(遅いめの昼食:バーベキューetcと交流)

 

 <話題:21世紀におけるこれからの暮らしを考える−安全性の考え方>

 現代文明は20世紀に発達した巨大技術によって支えられていると言えます。巨大化、
高度化した技術によって、高速の交通システムや電化製品にあふれた住居、豊富な食生活、
高度な医療、休みなしの娯楽の提供など、一世紀前の人々にとっては信じられないほど便利に
なりました。同時に戦争の技術も巨大化しましたが。

 しかし、巨大技術は便利な生活と引き替えに安全な暮らしを脅かすことにもなりました。
原子力発電所の事故は破滅的な被害を引き起こすし、航空機や新幹線の事故は大事故に直結します。
また大量生産される食品に添加される危険な物質は大量の被害者を発生させます。それ以上に
有害物質に取り囲まれた日常生活をおくっていることが大きな問題です。

 安全な生活をおくる上で大切なのは、国や企業が安全ですと言ったから安全だと
信じないことであり、「安全とは何か」ということを論理としてつかむことだと思います。
今回のセミナーでは安全性について早い時期から問題にしてきた物理学者で哲学者だった
武谷三男氏の「安全性の考え方」を紹介したいと思います。

 

・なお、参加費は無料です。手ぶらで気楽にご参加ください。

・場所がわからない場合は、大沼公園「緑の村」入り口まで迎えにまいります。

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