函館からトラスト

はこだて外国人居留地研究会

申請者：はこだて外国人居留地研究会テーマ：「はこだてと外国人居留地　人物編」のリーフレットの発行と、　　　　　市民向けての調査研究の発表会や人物の業績の探訪会を実施する希望金額：410,000円 / 助成額：410,000円
講評
運営委員長　木村健一
当該地区の歴史の積層を丹念に掘り起こし印刷物にまとめ、成果公表にあたる、という地道で時間のかかる研究活動に取組まれている点に敬意を表する。これまでの成果を元に、今後はより一層の知識の共有を計る為に、印刷物等のユニバーサルデザイン化を進める一方、成果の一望ができるような冊子体として集成することも模索するという。知的財産の形成に寄与する事は勿論、観光都市函館の有望な話題提供にもつながる事を期待したい。
講評
運営委員　高田傑
毎年興味深い切り口で、函館の史実をひもといてきた本企画。集大成となる今回のテーマが「人物編」ということで私個人非常に期待が大きい事業であります。街の歴史という大河の中で、時の一市民がどのような活躍と役割を担っていたのか。広く市民の皆様にもご一読いただきたい価値ある内容となるでしょう。　今助成終了後も、これまでの研究成果を更なるメディア（冊子、絵本、漫画、映像など）へ展開し、函館の歴史をひもとく真の「教育ツール」とならんことを、今後の展望として期待します。 >>ニュース「平成24年度助成プロジェクトの講評を掲載しました。」にもどる